納骨堂の運営元1.公営納骨堂

都道府県や市区町村などの自治体が運営・管理している納骨堂です。運営体制がしっかりしている点が特徴です。また費用も安く済む、宗派を問わないというメリットもあります。

しかし、その分人気が高く、募集項目をクリアしないと入ることができません。自治体によって条件は異なりますが、「5年以上継続して居住している」、「遺骨が手元にある」、「1年以内に納骨できる」などが定められています。まずは条件をチェックしましょう。

また、抽選で決まる場合がほとんどですので、利用しようと思ってもすぐに契約できないこともあります。

納骨堂の運営元2.民営納骨堂

宗教法人・社団法人など、公益性のある法人が運営・管理しています。公営納骨堂と同様に、宗派は問いません。公営納骨堂よりも条件が少なく、誰でも利用できます。

サービスや設備も様々なので、自分の希望に合わせて納骨堂を選びましょう。場所やサービスによって費用の差も出やすく、支払い方法も一律ではありません。

納骨堂の運営元3.寺院納骨堂

寺院納骨堂は、その名のとおり、寺院が管理・運営している納骨堂です。お寺の敷地内に建てられることが多く、基本的には寺院の宗派にのっとって供養されます。

寺院納骨堂は遺骨を保管してくれる期間は決まっていますが、個別での保管後も合祀で供養を続けてくれるというメリットがあります。条件も少なく、寺院の宗派ではなくても永代供養が可能なケースも多いです。

東京・豊島区の永代供養なら、真宗大谷派 紫雲山 瑞法寺の納骨堂で承っております。宗派問わずご利用いただける納骨堂で見学も可能です。豊島区周辺で永代供養ができる寺院をお探しなら、真宗大谷派 紫雲山 瑞法寺へぜひご相談ください。

公営・民営納骨堂の場合

公営・民営の納骨堂は、前途のとおり、宗派は問いません。公営納骨堂は税金を使って運営されています。公共性・公益性が高くなくてはならないため、宗派を限定することはないのです。

民営の場合は、多くの納骨堂の中から選んでもらうために様々な工夫をしています。宗派を限定すると利用する人が限られ、他の納骨堂との競争に負けてしまいます。より多くの人に利用してもらえるように、宗派を問わないケースがほとんどです。

寺院納骨堂の場合

気になるのが寺院の納骨堂です。寺院が管理する納骨堂は、その寺院の宗派でなければいけないというイメージがあるかもしれません。確かに、昔は宗派が限定されていましたが、現代は宗派を問わないところが増えています。

ただし、寺院によって宗派は在来仏教のみというケースもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

寺院の納骨堂で宗派は問わなくても、実際に供養や法要を行う際は、その寺院の宗派に沿って執り行われることが多いため、こちらも併せて確認しておきましょう。